こんばんわ♪ 今日はタイトルの「手」についてお話ししたいと思います。


フルートのレッスンのお悩みでも、No. 1と言っても過言ではないのが「手」のお悩みです。


悩みの詳細を箇条書きにすると
・指が届かない
・右手小指が痛い
・左手の人差し指の付け根が痛い
・ある特定の音になると楽器がぶれてしまう
・指がバタバタしてしまい、楽器がぶれてアンブシュアがずれる

この4点が非常に目立ちます。

それに加えて私の生徒さんの中には、ヘパーデンやリウマチの方、手術後の影響でうまく手が使えない方などもいらっしゃいます。


1人1人、フルートを吹く上で手について困難を抱く場所や感覚は千差万別です。10人十色とも言うでしょうか。
そしてフルートは手が見えない楽器‼️なんですね💦視界に手が入らないので、自分がどのように指や手を使っているかが客観視出来ないのです。



私のお教室では、これらの手の悩みに関しては次のスリーステップを踏んで解決するように促しています。

①現状の指の観察
②困難が生じる部分を具体的にリストアップする(本人が感じること&指導者から見て困難そうな場所)
③指導者の提案する手立ての実施
◇全体のベストなフォーム
◇力まない支え方
◇キーを押す時の力加減
◇キーを離すときの加減と指の方向
◇手首の柔らかさ
※書き出すとまだもっと出てくるのですが、上記の内容を細かく身体補助と口頭指示、その他図などで説明して、試してもらいます。


このステップ踏んでいくと、少しですが解決策が見えて来ます。人によっては力みが強く少し時間がかかる方もいらっしゃいますが、今回お伝えしたいのは、このくらい細かく見ないと問題解決と脱力した演奏に結びつかないということです。

ここにこだわる理由は、私の指導の理念として、"楽しく吹く"があります。それば具体的に言うと、「身体にストレスを感じずに楽器を操る事です」。出来なくても練習が楽しと言う方もいらっしゃいますが、やはり指導側としては、無理やり眉間にシワを寄せて演奏するのでなく、伸び伸びと演奏出来たらいいな❤️という想いがあります。

なので生徒さんには、逆に私のこだわりのレッスンにお付き合い頂いておりますが、ぜひベストな手の使い方、フォーム一緒に探していきましょう♪

もし機会が作れたら、実例を載せていきたいと思います♪

高瀬慶子

高瀬慶子

すずらん音楽工房代表、フルート奏者の高瀬慶子のコンサートの知らせ、日々の出来事。

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